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2017年06月19日

【環 境】世界初のLNG燃料の供給・販売事業が本格始動


三菱商事、ENGIE SA(以下:ENGIE)、日本郵船、FLUXYS SA(以下:FLUXYS)が設立した合弁会社が保有する液化天然ガス(以下:LNG)燃料供給船「ENGIE ZEEBRUGGE」は、2017年2月に韓進重工業の影島造船所(韓国・釜山)で竣工、同年4月にベルギーZeebrugge(ジーブルージュ)港へ入港しFLUXYS所有のターミナルにてLNG燃料を積込んだ。その後、United European Car Carriers B.V.(以下:UECC)が運航する自動車専用船「AUTO ECO」「AUTO ENERGY」の荷役中にShip-to-Ship方式でLNG燃料を供給し、世界初のLNG燃料供給・販売事業が本格始動した。今後、同船はLNG燃料の普及を目指すGas4Seaブランドのもと、Zeebrugge港を拠点とし、北海・バルト海を航行する船舶へのLNG燃料を供給していく。

国際的な船舶の排出ガス規制強化により環境負荷が少ないLNG燃料を使用する船舶数が増加する中、各地でLNGバンカリング拠点の整備が進められている。供給地点に柔軟性を持てる「ENGIE ZEEZBURGGE」の就航は、LNG燃料の普及拡大への大きな契機になると期待される。三菱商事は、パートナーと共に、Ship-to-Ship方式によるLNG燃料供給・販売サービスを世界的に展開していく。今後も持続可能な地球社会の実現のため、環境負荷の低減に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】