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2017年06月14日

【環 境】関電 「再生エネルギー・省エネルギーシステム導入計画準備調査」業務を受託


関西電力とニュージェックは国際協力機構(以下JICA)からガイアナ共和国「再生可能エネルギー・省エネルギーシステム導入計画準備調査」業務を受託し、2017年6月9日に締結した。

ガイアナ共和国は南米大陸の北東部に位置する国であり、電力の送配電損失の削減や、発電の大半を依存している輸入化石燃料の使用量削減を目指し、エネルギーの効率的な利用や再生可能エネルギーの導入促進に取り組んでいる。日本政府としても政府開発援助(ODA)の一環として、同国の含むカリブ地域の持続的発展に向け、エネルギー分野において協力することを表明している。

そのような状況の中、ガイアナ共和国から日本政府に対し、送配電喪失低減に資する配電・変電設備の強化とともに、カリブ共同体本部ビルの省エネ化と太陽光パネルの設置に係る事業支援要請が出され、日本政府のODAの実施機関であるJICAが募集した本事業に係る調査業務について、関西電力とニュージェックが共同で応募し、受託した。

今回の調査は2017年6月から2018年6月までの約3ヶ月にわたり、両社の社員を現地へ派遣し、同事業の背景、目的および内容を把握し最適な事業内容・規模について概略設計を行い提案することを目的としている。同調査に置いて、両社の知見と技術を活かし、ガイアナ共和国ならびに同国のカリブ共同体本部ビルの効率的な電力供給の実現を通じて、同国ならびにカリブ地域の発展に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】