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2017年06月02日

【物 流】物流連 「物流における環境問題」を研究する都内中学生の受け入れを実施


日本物流団体連合会(以下、物流連)は、2017年5月18日に都内の中学生を対象として、「物流における環境問題」をテーマとした講義を実施した。

今回は、上記テーマを研究課題としてグループ研究を継続している中学生5名に対し物流連事務局長が講師を務め、各種資料を交えながら「物流における環境への配慮」をテーマに、パリ協定における各国のコミットメントや物流におけるCO2排出量等について、中学生にも理解しやすい内容として解説した。また、環境配慮への工夫として物流業界で行われているモーダルシフト・物流の共同化・低公害車の採用・物流センターの省エネ化といった4項目についてもさらに細かく説明した。

さらに、最新の話題として「宅配便再配達問題」についても取り上げ、2015年度に国土交通省が発表した「宅配便の再配達率とそれによる弊害」を数値化した内容を用いて再配達が与える環境への悪影響について説明を行い、通販利用時の再配達防止について理解を求めた。

生徒からの質疑応答では、共同配送や梱包資材の再利用、エコドライブの推進などの詳細について質問がなされ、物流に関する生徒たちの学習意欲の高さがうかがえた。生徒たちは、これまで継続して研究を行ってきた本テーマについて、学習内容を取りまとめた報告書を作成する。

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投稿者:gotsuat 09:55| 物流事業者