<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2017年05月24日

【物 流】国交省 北海道6港湾、農水産物の輸出促進に向けた港湾施設の整備促進


国土交通省(以下、国交省)港湾局は2017年5月19日に、北海道6港湾(苫小牧港、石狩湾新港、紋別港、根室港、枝幸港、増毛港)の港湾管理者より連名で提出された、農産物の輸出促進に向けた支援制度を活用する為の、農水産物輸出計画(以下、行動計画)の申請を全国で初めて認定する事を発表した。本計画の授与式は同年5月23日に開催予定である。

港湾局では、2017年度予算において、農水産物の輸出に戦略的に取り組む湾口において、港湾管理者が策定した行動計画を国交省が認定した場合に、農水産物の輸出促進に役立つ港湾施設の整備に対して、支援を行う制度を創設している。

同制度では、水産業の集積する港湾において商品価値を向上させ、輸出競争力を強化する為、屋根付き岸壁の整備や、輸出拠点となる港湾において、増加する農産水産物の輸出需要に対応する為、小口貨物積替円滑化支援施設や冷凍・冷蔵コンテナの電源供給設備の整備支援を行う事で、2019年の農林水産物・食品の輸出額1兆円政府目標の達成を目指している。

同計画では、2025年度を目標年度として、北海道における農水産物の輸出を促進する為、6港湾の連携強化を図りつつ、港湾の種別ごとの輸出促進に必要な港湾施設の整備に戦略的に取り組むことに加えて、本計画の着実な推進を図る為の体制についても盛り込まれている。輸出拠点、連携水揚げ港湾としては苫小牧港、輸出拠点港湾は、石狩湾新港、連携水揚げ港湾は、紋別港、根室港、枝幸港、増毛港が対象となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 行政関連