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2017年05月18日

【流 通】GLM 旭化成の部材を使った次世代EV “走る”コンセプトカーを共同開発


京大発のEVベンチャーでスポーツタイプの電気自動車(スポーツEV)の量産に日本で初めて成功したGLMは、旭化成と共同開発する、旭化成の部材を使った次世代EVのコンセプトカー「人とくるまのテクノロジー展2017」(期間:2017.5.24〜26、場所:横浜市)で一般公開する

コンセプトカーは車体等に旭化成グループの自動車関連部材を使用しながら、内部はGLMのスポーツEV「トミーカイラZZ」のプラットフォーム部分を活用して開発している。従って、コンセプトカーながら「実際に走る」のが特長。GLMは車両の製作、デザイン作成、車体設計、パワートレイン設計までの全てを担っている。

GLMは今後、他社の自動車開発を担う「プラットフォーム事業」を本格始動する。これまでの車両開発で得たノウハウ(技術や車両)を活かしながら、車両の内部であるプラットフォームそのものや、その一部分、その設計技術などを、EV事業に参入したい国内外の企業に提供する。

「プラットフォーム事業」には現在、欧州やアジアを中心とした国内外の企業が興味を示している。業種も既存の大手自動車メーカーに加えて、IT企業や電気メーカーのほか、EVを使ったモビリティ(移動手段)を自らの事業に組み込もうとしているサービス事業者まで多岐にわたる。GLMは、他社の量産車両の開発にまで踏み込んだ、スケールの大きな事業を展開していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通