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2017年05月09日

【流 通】DeNAとヤマト運輸 「ロボネコヤマト」プロジェクト 藤沢市の限定エリアにて実用実験


DeNAとヤマト運輸は、2017年4月17日から2018年3月31日の期間、国家戦略特区である神奈川県藤沢市の鵠沼海岸、辻堂東海岸、本鵠沼の各エリアにて、自動運転社会を見据えた「ロボネコヤマト」プロジェクトの実用実験として、新しい受取り方を検証する2つのサービスを実施している。

2017年4月17日からの実験では、車内に保管ボックスを設置した専用EV車両を使用する。配達時間帯を10分刻みで指定でき、利用者が荷物を望む時間帯に望む場所で受取ることができるオンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」と、地元商店の商品をインターネット上で一括購入し、運んでもらうことができる買物代行サービス「ロボネコストア」の2つのサービスを、対象エリアに住民に提供する。

将来の自動運転社会を想定した実験だが、原則としてはドライバーによる有人運転を行う。ドライバーは荷物の発送・受取りに関与せず、利用者自身が荷物を車両から取出す。サービス受容性の検証や、サービス利用時の細かな要望収集を行う。なお、2018年を目処に、一部の配送区間における自動運転の導入を予定している。

また、この実用実験の実施は、国家戦略特区である神奈川県、藤沢市等の関係各所の支援を得て実現している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通