<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2017年04月28日

【流 通】スマートデバイスと血圧計を活用した『健康管理支援ソリューション』の提供開始


日立ソリューションズ・クリエイトは、同社の『モバイルスクエア・プラス』ソリューション群に、タブレットやスマートフォンなどのスマートデバイスと血圧計等の医療器具をBluetoothで接続し、健康状態に関連するデータを手軽に収集できる 『健康管理支援ソリューション』 を追加し、販売する。

高齢化が進む中、国民医療費の削減手段の一つに「予防医学:病気を未然に防ぐ」が取り上げられており、地域住民や従業員の健康に配慮している自治体や企業が増えつつある。このような中、『健康管理支援ソリューション』は、スマートデバイスを用いた日々の健康状況の把握のために血圧計などのバイタルデータや問診情報を手軽に収集する機能を提供する。 HDP(Health Device Profile:医療器具との接続を目的としたBluetoothのプロファイル)に準拠した医療器具であれば、スマートデバイス側に専用アプリを開発しなくても接続・データ収集が可能になるため、健康管理を目的にまずは情報を手軽に入手したいという企業・自治体の皆様を支援することが可能になる。

なお、同ソリューションの基盤となる技術は、旭機工が、自社の強みである「自治体と連携した地域コミュニティ支援」で開発した「見守りきずなシステム」に採用されており、福島県双葉郡葛尾村に導入されている。『健康管理支援ソリューション』は、この葛尾村、旭機工と日立ソリューションズ・クリエイトの協創事例のノウハウをもとに開発された。

葛尾村では、東日本大震災の影響を受けながらも、2016年6月より一部地域を除いて避難指示が解除されており、復興に向けた一歩を踏み出されている。復興再生に向け、「住民の安全安心の確保」「医療福祉の充実」などを重点事項として掲げており、その実現策の一つとして「見守りきずなシステム」の導入される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通