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2017年04月26日

【物 流】2017年3月(往航)「日本・アジア/米国間のコンテナ荷動き動向」速報値


日本海事センターは、2017年3月のアジア米国間その他航路のコンテナ荷動きの動向を発表した。それによるとアジア(18カ国・地域)から米国へのコンテナ荷動き量は、112.4万TEUと2カ月ぶりの増加(10.2%増)、3月単位では過去2番目の荷動きを記録した。

主要国別にみると、減少したのは日本(4.4%減)、韓国(16.2%減)、増加したのは中国(16.5%増)、台湾(5.0%増)となった。地域別では、ASEANが増加(12.6%増)した一方、南アジアは減少(1.3%減)した。

減少国の原因として、日本は自動車関係部品(自動車部品1.6%減、車両機器及び部品7.6%減、タイヤ及びチューブ4.2%減)の減少等が挙げられた。6.1万TEUとなり2カ月ぶりの減少となった。韓国も同様に、自動車関係部品(自動車部品30.2%減、タイヤ及びチューブ3.9%減)及び一般電気機器(19.0%減)等の減少により、6.2万TEUで3カ月連続で減少している。

一方、中国では、家具及び家財道具(27.0%増)、繊維及びその製品(17.4%増)、一般電気機器(10.8%増)それぞれの増加が影響し、67.0万TEUで2か月ぶりの増加をもたらした。台湾も建築用具及び関連商品(8.4%増)、自動車部品(2.6%増)等により5.0万TEUで増加した。
 地域別では、ASEANのマレーシア(3.0%増)、タイ(18.5%増)、ベトナム(27.8%増)の増加により、18.7万TEUで11カ月連続の増加となった。

南アジアでは、パキスタン(5.2%増)以外の国が減少となったことにより、7.5万TEUで5カ月ぶりに減少した。

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投稿者:gotsuat 09:50| 国際物流