<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2017年04月24日

【環 境】トヨタ 米国で燃料電池大型商用トラックの実証実験を開始


トヨタ自動車の北米事業体であるToyota Motor North America, Inc.は、FC(燃料電池)技術の大型商用車への応用可能性を検証するため、2017年夏より米国カリフォルニア州ロサンゼルス港で、FCシステムを搭載した大型商用トラックの実証実験を開始する。

実証実験で使用するFC大型商用トラックは、「MIRAI」のFCスタック(発電機)2基と12kWhの駆動用バッテリーを搭載することで、約500kWの出力と、約1,800N・mのトルク性能を確保し、貨物を含めて総重量約36トンでの走行を可能とした。通常運行における推定航続距離は、満充填時で約320キロメートルと見込んでいる。

トヨタ自動車は、日本では平成29(2017)年2月に東京都で初めてFCバスの販売を開始し、今後は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京都を中心に100台以上のFCバス導入を予定している。また、トヨタグループとしては、FCフォークリフトなど燃料電池の幅広い応用を含めた技術開発・商品展開を推進しており、今後も水素社会の実現に向けてさらなる取り組みを進めていくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 環境