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2017年04月20日

【物 流】JR貨物 輸送動向(平成29年3月分)


日本貨物鉄道(以下、JR貨物)は、平成29(2017)年度3月分の輸送動向を発表した。

平成29(2017)年度3月度は、月初めに発生した東海道線旅客列車自動車との衝撃などの影響により、月全体で高速貨43本(前年同月42本)が運休した。

輸送実績に関しては、コンテナ全体で2,128千トン(前年比 1.8%増)となった。
自動車部品は新車販売が好調であるため大手自動車メーカーの自動車部品が東海地区発東北地区向けに荷量が倍増したこと、九州・関東地区間で輸送が好調に推移した為、86千トン(前年比 26.5%増)となった。その他、化学薬品が136千トン(前年比 3.6%増)、化学工業品が194千トン(前年比 1.5%増)となった。食料工業品ではトラック運転手の不足による鉄道へのシフトが続いており、大阪地区から北陸地区へのビール輸送好調の為、334千トン(前年比 2.9%増)となった。農産品・青果物は、北海道を直撃した台風10号の影響に加え民間流通米輸送が全国的に低調となり、175千トン(前年比 7.9%減)となった。また、コート紙と印刷紙の需要落ち込みにより紙・パルプが282千トン(前年比 1.7%減)となった。

車扱は、気温低下により石油が灯油を中心として好調に推移し、836千トン(前年比 2.6%増)となった。

コンテナ・車扱合わせて2,964千トン(前年比 2.1%増)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者