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2017年04月24日

【アジア】凸版印刷と伊藤忠商事がタイで軟包材事業に参入

凸版印刷と伊藤忠商事は、タイで総合パッケージング事業を展開するThung Hua Sinn Printing Network(以下 TPN グループ)と共同で、タイの軟包材事業に参入する。これに先立ち、TPNグループが新設した軟包材会社であるTPN Food Packaging Co., Ltd(以下TPN Food Packaging)と2017年4月6日に資本業務提携契約を締結した。

近年、ASEAN地域では経済成長が著しく、特にタイの都市部では、伝統的に屋台文化であったのが、近年ではスーパーやコンビニエンスストアなどの近代的商店が増加し、流通形態の変化が加速しています。また、タイは以前から食品加工がさかんであり、輸出量も年々増加している。

タイにおける軟包材市場は約1,200億円と推計されている。流通形態の変化や、加工食品の輸出拡大により、長期保存が可能なバリア性能に優れた包材や、消費者の使いやすさを訴求した包材など、機能性に優れた包材へのニーズが高まっている。TPNグループは、1953年に創業し、タイで紙器・ラベル・軟包材事業を展開している。TPNグループはグラビア印刷中心とした軟包材事業を拡大すべく、2016年6月にTPN Food Packagingを設立した。

凸版印刷と伊藤忠商事は、TPN Food PackagingならびにTPNグループと共同で、タイおよびインドシナ半島市場における軟包材事業の拡大を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| アジア