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2017年03月16日

【流 通】人の行動で色や絵柄が変化する新たな電子ペーパーPOP


大日本印刷(以下:DNP)は、E Inkホールディングス(以下:E Ink社)の電子ペーパー「PRISM(プリズム)」を搭載し、生活者の行動で異なる色や絵柄を表示するプロモーション用製品(POP)を開発した。生活者がこのPOPの前の商品を手に取ったり、会員カードなどをこのPOPにかざしたりすると、それに反応して電子ペーパーの色や絵柄が変化する。DNPは、生活者の行動に反応して表示内容が変わることで、アイキャッチ効果を高め、生活者に強く商品情報を訴求するこのPOPを、2017年4月より発売する。

DNPは電子ペーパー世界大手のE Ink社と共同で、目に優しく省電力で稼働する電子ペーパーを搭載したセールスプロモーション用の各種製品開発に取り組んでおり、これまでに商業施設や空港、駅などに電子ペーパーを搭載したPOPを導入してきた。今回新たに、電子ペーパー「PRISM」にセンサーを取り付け、生活者の行動に合わせて電子ペーパーの色や絵柄が変化するインタラクティブなPOP製品を開発した。

この電子ペーパー搭載POPは、生活者がPOPの前に置かれた商品を手に取ったり、会員カードなどをかざしたりすることによって、表示される色や絵柄が変化する。生活者の行動に反応して表示内容が変わることでアイキャッチ効果を高め、生活者に強く商品情報を訴求できる。また、従来の赤、緑、ダークブルー、黒の4色に、黄、茶、ライトブルーの3色を加えた7色で表現が可能。今後は、ICカードに記録されている生活者の属性情報に合わせて最適な商品を表示する電子ペーパー搭載POPなども開発していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通