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2017年03月13日

【知 識】双日グループと日東ベスト ベトナムで日配惣菜製造・畜肉加工事業に参入


双日、双日食料と日東ベストは共同で、ベトナムにジャパン・ベスト・フーズ(Japan Best Foods Co., Ltd.以下、JBF)を設立し、ベトナムにおける日配惣菜の製造販売および畜肉原料の加工製造販売事業を開始する。

JBF は、ベトナムで最新鋭のオートメーションシステムを導入した日配惣菜製造および畜肉加工工場を双日グループが運営するロンドウック工業団地内に建設し、日配惣菜製品を現地小売業者向けに、また、畜肉加工品を現地小売業者および外食店向けに販売する。先ずはイオングループのミニストップベトナム向けに、日配惣菜の製造販売から取り組みを開始し、続いて総合スーパーを展開するイオンベトナムや小型スーパーマーケットチェーンのイオンシティマートなどの現地小売業者向けに日配惣菜および畜肉加工品の製造販売を行い、事業拡大を進める。

双日グループは、同事業を通じて、原料調達や営業支援に留まらず、双日の子会社で現地大手食品卸事業会社フン・トゥイ・マニュファクチャー・サービス・トレーディングで各小売業者や外食店向けの販売活動を支援し、また、同じく双日グループ会社の 4 温度帯物流事業会社ニューランド・ベトナム・ジャパンの高機能物流インフラを活用することで、従来より双日グループが構築してきた食のバリューチェーンとのシナジーを活かした事業展開を行う。さらに、ベトナムにおける消費者の生活の質の向上に向けて複合的な検討をイオングループと実施する。

日東ベストは、今回の日配惣菜製造および畜肉加工に続き、将来的には調理冷凍食品製造も視野に入れて、食の多様化が進みつつあるベトナムのニーズに対応していく。

昨今、ベトナムでは経済成長による消費者の購買力向上に伴い、スーパーマーケットやコンビニエンスストアといった近代的な小売業態の発展が進む一方、日配惣菜製造業における技術革新は遅れており、小売業態を含む食品関連市場のさらなる発展に向けた整備が急がれている。双日グループと日東ベストはともに同事業を通じてベトナムの食品市場に先進的な商品とサービスを提供していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識