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2017年03月10日

【物 流】平成28年航空輸送統計(暦年)の概況公表


国土交通省は平成29(2017)年3月3日に平成28(2016)年の航空輸送統計(暦年)の概況を公表した。

平成28(2016)年における国内定期航空輸送の貨物重量は幹線が67万186トン、7億3,322万トンキロ(前年比1.0%減/0.7%減)、ローカル線が23万4,689トン、2億1,529万トンキロ(前年比3.1%減/3.1%減)と幹線・ローカル線共に減少となり、全体として90万4,876トン、9億4,851万トンキロ(前年比1.6%減/1.2%減)となっている。路線別では、東京(羽田)‐新千歳間が約1万7410キロ、約1億5,564万トンキロ(前年比5.3%減)が最多となっており、東京(羽田)と各地方を結ぶ路線の貨物重量が多い傾向にある。関西と結ぶ路線では大阪−東京 (羽田)間が約7万5,744トン、約3億8,933万トンキロ(前年比3%減)と最多であり、前年からの伸び率がよいのは東京(成田)‐関西間で約5万5,810トン、4億1,970万トンキロ(前年比141.5%増)となっている。

また、平成28(2016)年における国際航空輸送の貨物は平成24年以降増加傾向が続いており、貨物重量は約153千トン、約84億1千万トンキロ(前年比9.0%増、5.9%増)となった。方面別ではその他アジア(中国・韓国外の路線、台湾含む)が最多の約54万7,656トン(前年比7.4%増)であり、続いて米大陸(西海岸、東海岸、カナダ、ブラジル等)への重量が約40万446トン(前年比1.3%増)、伸び率がよいのはオセアニアの約1万4862トン(前年比185.6%増)となった。

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投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連