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2017年03月09日

【物 流】物流連 平成28年度 第2回 人材育成・広報委員会を開催


日本物流団体連合会(以下、物流連)は、平成29(2017)年3月3日に「平成28年度 第2回 人材育成・広報委員会」を開催した。

委員会冒頭で、昨今の物流業界では人材不足が深刻化しており、これは単に少子高齢化による労働人口の減少といった単純な背景だけにとどまらず、物流業界が抱えている構造的な問題が複雑に絡み合って現れた現象ではないかと述べた。他にも、経団連に加盟している企業の説明会が同3月1日から開始され、就職活動がスタートした今、新たに採用された人材が十分に能力を発揮できるような環境整備が重要であり、合わせて長期的な人材育成も大事になってくる旨の発言があった。

続いて議事では、事務局から同年1月に開催された第3回物流業界研究セミナーの報告が行われ、参加学生からはセミナーに対する満足度は非常に高く、物流業界の理解の一助となる有意義な催しとなったとの報告がなされ、今後も継続して実施することの必要性が確認された。また、平成27(2015)年度に開催された「第2回物流業界インターンシップ」に参加した学生の約22%、「第2回物流業界研究セミナー」に参加した学生の約40%が各社の採用選考にエントリーしていることが選考活動追跡調査の報告で明らかになった。

両イベントを通じて物流業界に興味が湧いた学生が複数の参加企業の採用選考に臨んでいることが分かり、今後も継続して物流業界についての理解を深められる機会を提供していくことの重要性が認識された。

事務局からは、本年度新たに実施した「物流連学内セミナー」についての報告や、継続事業の報告がなされ、平成29(2017)年度活動計画の説明がなされた後、締めくくりとして次年度もより物流界を等身大で見るための施策の実行と発信力の強化をテーマとして活動していくことが承認された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者