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2017年03月08日

【物 流】トラック輸送情報(平成28年12月分)


国土交通省は平成29(2017)年3月3日に「トラック輸送情報(平成28年12分)」を公表した。

調査対象24社の12月の特別積合せ貨物の輸送量は、6,304,756トン(前月比109.9%、約568千トン増/前年同月比102.6%、約158千トン増)の実績となった。平均稼働日数は23.2日(前月比0.2日減/前年同月比0.1日減)であり、稼働1日当たりの輸送量は、271,757トン(前月比110.8%、約27千トン増/前年同月比103.0%、約8千トン増)の実績である。

品目別及び地域別輸送状況の調査対象である25社は、前月と比較すると「食料工業品」が工場・生産地、倉庫からの貨物増が主な増加要因となっている。地域別では「関東」、「近畿」、「中国」で貨物増となっている一方で「金属製品」については工場・生産地からの貨物減が見受けられ、地域別では「北陸信越」、「近畿」で貨物減となっている。前年同月と比較すると、品目別トータルでは輸送量が増加したと回答する事業者が多く、「化学工業品」について工場・生産地からの貨物増が主な増加要因となっている。地域別では「神奈川」で貨物増となった。

一般貨物の輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(12月の回答事業者801社/調査対象事業者数1,008社)の輸送量は、前月比99.3%、前年同月比101.3%であり、前年比は西日本がほぼ上回った状況にあるが、前年同月比は各地域でばらつきがみられた。

また、近畿地方の今月の輸送比は、前月98.3%、前年同月比98.8%であり、「食料工業品」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連