<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2017年03月10日

【アジア】豊田通商 シンガポールでのトラック隊列走行の実用化に向けた実証実験プロジェクトを受託


豊田通商は、シンガポール運輸省と同国港湾運営会社PSAインターナショナル(以下「PSA」)が公募した同国におけるトラック隊列走行システムの実証実験プロジェクトに提案し受託した。

プロジェクトでは、港湾間のコンテナ輸送におけるトラック隊列走行(後続車無人)の導入に向けた実証実験を、2フェーズに分けて約3年間で行う。豊田通商が受託したのはフェーズ1に当たり、約1年間の実証を行う。

フェーズ1では、日本のテストコースにおいて、シンガポールの環境に合わせたトラック隊列走行システムの設計・開発と、デモンストレーションを実施。フェーズ1終了後に、運輸省とPSAが、豊田通商またはもうひとつの受託会社であるスカニア社のうち、1社を選定する予定になっている。フェーズ2は、フェーズ1で選定された1社により、二つの港を結ぶ公道の試験ルート(※)で、各種実証実験を実施する。

※ 南部パシルパンジャンとビラニのコンテナターミナル間を結ぶウエストコースト・ハイウエーの10キロメートルの区間

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| アジア