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2017年02月21日

【物 流】JR貨物 繁忙期に臨時列車の運転等により輸送力増強


平成29(2017)年2月15日、日本貨物鉄道株式会社(以下、JR貨物)は、3月初旬からの鉄道コンテナ輸送の需要増加に備えて、臨時列車の運転により輸送力増強を図る事を発表した。

平成28(2016)年度の鉄道コンテナ輸送は、同年4月に発生した熊本地震や8月以降に相次いで上陸した台風等の自然災害の影響を受けているものの、トラックドライバー不足への対応やCO2削減といった環境への配慮のため、鉄道輸送へのモーダルシフトへの動きは顕著であり、平成29(2017)年1月の輸送実績は対前年101.6%となっている。

特に年度末は輸送需要が増え、3月の中旬以降は引越し貨物の増加も見込まれるため、昨年12月と同等以上のトラックドライバー不足が想定される。そのため、JR 貨物では需要増加に対応するため3月上旬から4月初旬にかけて、延べ15本の臨時貨物列車を運転するほかに、日曜日を中心に29区間延べ86本の貨物列車の曜日運休を解除することとなった。これにより、12フィートコンテナ換算で10,560個(51,800トン)の輸送力が増強される。

臨時列車の運転(下記2区間)
大阪府発臨時列車
区間 :大阪貨物ターミナル駅〜福岡貨物ターミナル駅
運転日 :2017年3月21日〜24日、28日〜31日
輸送力 :コンテナ車12両、12フィートコンテナ60個

福岡県発臨時列車
区間 :福岡貨物ターミナル駅〜大阪貨物ターミナル駅
運転日 :2017年3月22日〜25日、29日〜31日
輸送力 :コンテナ車12両、12フィートコンテナ60個
 
※曜日運休により解除された列車については、JR貨物ホームページを参照

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者