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2017年02月16日

【物 流】物流連 平成28年度第6回「海外物流戦略ワーキングチーム」を開催


日本物流団体連合会(物流連)は、物流事業の海外進出に関する課題について、官民連携して検討する平成28年度第6回「海外物流戦略ワーキングチーム」を平成29(2017)年2月9日に開催した。会議には国土交通省や会員企業から24人が参加した。

会議ではまず、国土交通省(国交省)の担当者より、同年1月26日に開催した日タイ物流政策対話・ワークショップにおいて、官民多数の関係者が参加し、両国の物流施策の現状や課題を共有の上で意見交換を行い、日本側からの要望についても前向きな姿勢が示された旨の報告が行われた。また、国交省の平成29(2017)年度前半の国際物流関係の活動スケジュールなども報告された。

続いて、事務局より、平成28(2016)年11月に実施されたインドネシア・フィリピンでの物流実態調査の中間報告が、前回に引き続き行われた。最終報告書は3月中に作成される予定となっている。

最後に、ワーキングチームの翌年度における活動方針に関するアンケートの集約結果が、事務局より報告された。翌年度は、官民連携の意見交換・情報交換を継続し、引き続き東・東南アジアの動きを中心に検討することを確認し、非関税障壁・越境EC・物流政策対話関連などのテーマをピックアップすることとなった。また、翌年度の海外物流実態調査では、アセアンのなかで未調査であるマレーシア・シンガポール・ブルネイの3か国を調査することを確認し、準備を進めることとなった。

今後、現地情報や実務に詳しい会員企業や外部専門家の参加を得ながら進めることとし、次回は同年5月中旬の開催が予定されている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流