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2017年02月13日

【環 境】JFEエンジニアリング 廃棄物発電施設の運転・管理にAI技術を導入


JFEエンジニアリングは、廃棄物発電施設の運転・管理にAI(人工知能)技術を活用し、最適な操業と自動化、省力化の推進等を目的として、日本IBMの自然言語によるテキストや音声、映像などの膨大な非構造化データから学習し知見を導き出す技術「コグニティブテクノロジー」を導入する。技術の有効性の確認を終え、平成29(2017)年度中の試験導入を目指す。

JFEエンジニアリングはこれまで、廃棄物発電施設の効率的で安定的な運転を長期間維持するため、横浜本社内のリモートサービスセンターに設置されたJFEハイパーリモートによる遠隔操業支援を行うとともに、管理するビッグデータの分析と活用を検討してきた。今後は、最適な運転予測や運転員の知見などのデータを蓄積し、技術を移転して新サービスを提供する。

具体的にはプラントの運転データと、経験豊富な運転員の知見や設計ノウハウを組み合せ、自動で最適な運転状態を維持する。併せて、同社が保有する運転やメンテナンスの技術、トラブル事例などの蓄積情報から最適な対応法を導き出し運転員に指示する。これによって本社技術者や専門メーカーに問い合わせていた対応を迅速化する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】