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2017年02月08日

【物 流】全ト協 「引越における消費者向けQ&A 」を公表


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、平成29(2017)年2月1日に毎年3月中旬から4月初旬がピーク期間となる引越の準備について「かしこい引越」と題した手引きと消費者から寄せられるよくある質問をQ&Aとしてまとめ、公表した。

「かしこい引越」には、引越準備を行う際の荷づくりのポイントが記載されており、運搬前に処理しておくべき電気製品の注意点や引越後の荷物の確認を行うことが細かく記載されている。加えて、引越前には必ず見積りを取るよう注意喚起している。

見積時の注意ポイントとしては、必ず国土交通大臣の許可を受けたトラック運送事業者のしるしである“緑ナンバーの営業用トラック“を利用し、運送事業者と顔を合わせて念入りに打合せを行うことの必要をあげている。これは電話やインターネットの見積りだけでは打合せ不足による勘違い等がおこりやすいためで、また、運送事業者は国土交通省が定めた「標準引越運送約款」に基づくルールで引越を行い、この約款を見積り時にお客様に提示することとなっているため、必ず読むことを勧めている。

消費者から寄せられたQ&Aでは、引越作業前に下見をしてほしくないという質問に対し、引越事業者が荷物量や搬入経路を明確にし、トラブルを防止するため等、なるべく下見を行うことを推奨している。他にも、荷物の梱包時の注意点として、中身が分かるように箱に明記しておくことや箱の総数が分かるようにリストを作成する等としておくと紛失や破損などの事故防止になるとしている。また引越終了後も荷物の破損や紛失等がないか確認をおこない、家屋の床や壁にキズ等がないかどうかも確認し、あれば速やかに事業者に連絡すること促している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者