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2017年02月06日

【物 流】国交省 大型自動車等の車輪の脱落事故防止について発表


国土交通省(以下、国交省)は、平成29(2017)年1月31日に日本バス協会、全日本トラック協会に対し、大型自動車等の適切な車輪脱着作業を各傘下会員に対して徹底するように要請した。

車輪脱落事故発生件数は、平成28(2016)年4月から12月までの期間で29件(速報値)となっており、前年同期(28件)より増加している。

また、平成14(2002)年度から平成27(2015)年度までの14年間の発生月別車輪脱落事故件数をみると、2月の発生件数が最多であった。この原因としては、冬タイヤへの交換からある程度の走行が行われ、初期なじみが発生し、ホイール・ボルトの締め付け力が低下するからではないかとみている。

これらを背景に、国交省は平成28(2016)年11月4日付け国自整206号の添付資料「ストップ!!ザ・車輪脱落事故」に示す事故防止のためのポイントの内、@日常(運行前)点検の確実な実施、A一定走行後(50~100km)の増し締めの実施を再徹底するよう要請した。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連