<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2017年02月02日

【物 流】国土交通省 トラック輸送情報 平成28年11月分


国土交通省は「トラック輸送情報(平成28年11月分)」を公表した。

調査対象24社の平成28(2016)年11月度の特別積合せ貨物の輸送量は、5,736,952トン(前月比105.2%、約284 千トン増加/前年同月比106.4%、約347千トン増加)の実績となった。平均稼働日数は、23.4日(前月比0.7日減少/前年同月比0.9日増加)であり、稼働1日当たりの輸送量は、245,169トン(前月比108.4%、19千トン増加/前年同月比102.4%、約6千トン増加)であった。

品目別及び地域別輸送状況の調査対象である25社は、前月と比較すると品目別トータルでは輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。「機械」、「食料工業品」及び「日用品」については、工場・生産地からの貨物増加が主な増加要因となっている。地域別では、「東京」、「関東」、「北陸信越」、「愛知」、「近畿」及び「中国」といった、多くの地域で貨物増加となっている。

一般貨物の輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(11月の回答事業者794社/調査対象事業者数1,009社)の輸送量は、前月比 100.8%、前年同月比102.5%であり、北海道、北陸信越を除く各地方で前月比、前年同月比を上回った。特に四国地方の輸送状況は、前月比104.0%、前年同月比103.2%となっている。品目別でみると、建設関連の需要増により「砂利・砂・石材」が、工場・生産地からの貨物増加により「機械」「日用品」が、季節的需要増加により「野菜・果物」「その他の石油製品」及び「食料工業品」が、また「その他の窯業品」「動植物性飼・肥料」及び「廃棄物」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。今後の輸送見通しについては、次月はほぼ横ばい、以降は減少傾向が予想されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連