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2017年01月27日

【流 通】IoTによるバス安全運転支援システムを共同開発


電通国際情報サービス(以下 ISID)は、大阪電気通信大学、京都産業大学、京都大学、社会システム総合研究所、みなと観光バスと共同で、IoTによるバス安全運転支援システムを開発した。2016年12月から2017年1月にかけて、営業稼動する30台の路線バスに本システムを適用する実証実験を行っている。

同システムは、大阪電気通信大学、京都産業大学、京都大学、社会システム総合研究所が、総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の委託を受けた「走行車両からのセンサデータを収集・処理するための階層化クラウドとその応用に関する研究開発」の取り組みの一環として開発された。

近年、運転手の健康上のトラブルに起因する交通事故の発生が社会の大きなリスクとなりつつあるが、これまでの安全運転支援システムは、車両の挙動のみに焦点を当てるものが一般的だった。同システムは、車両の走行状況に加え、運転手の健康状態もセンサによる計測・蓄積・分析の対象とした。さらに、それらセンサデータと、道路の形状/勾配/整備状況など道路情報を組み合わせた分析を行うことで、車両の危険状態をより細やかに検知することができる。危険と検知した場合、運転手にすみやかにフィードバック(視覚による警告)を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通