2017年01月25日
【知 識】渋谷区とYahoo! JAPAN 「Yahoo!防災速報」を通じて災害時に情報配信
渋谷区とYahoo! JAPANは、渋谷区災害情報の発信を強化するため、「災害に係る情報発信等に関する協定」を締結し、2017年1月23日より、渋谷区が発信する地震や台風接近などの緊急災害情報や避難所の開設状況などを、「Yahoo!防災速報」を通じてユーザーに通知する渋谷区内の「自治体からの緊急情報」の提供を開始した。
政府の地震調査委員会によると、今後30年以内に70%の確率で、マグニチュード7クラスの首都直下地震が発生するといわれている。
渋谷区で首都直下地震が発生した場合、死者約250人、負傷者約5000人、全壊棟数約5800棟との被害想定が出されている。また、昼間の人口が多い渋谷区は、鉄道などの交通が停止した場合、帰宅困難者が約22万人（都内では約517万人）になるといわれている。（※）
「災害に係る情報発信等に関する協定」に基づき、災害時においては、渋谷区の緊急災害情報、避難情報、避難所の開設状況などを、「Yahoo!防災速報」を通じて提供する。「Yahoo!防災速報」アプリ版をスマートフォンにダウンロードしておくと、渋谷区が発信したタイミングで、アプリを起動していなくてもスマートフォンの画面上に通知が届くため、区民、在勤者や来街者などに、いち早くその情報を届けることができる。
さらに、災害時には、渋谷区ホームページや渋谷区防災ポータルサイトのキャッシュサイトを用意することで、アクセスが集中しても閲覧しにくい状況を回避し、情報を提供できるようにする。
※ 東京都防災会議 （平成24年4月公表）「首都直下地震等による東京の被害想定」
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投稿者：gotsuat 09:40| 知識
