<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2017年01月13日

【アジア】三井不動産 台湾でホテル事業に初進出

三井不動産は、台湾で同社初となるホテル事業に参画することを決定し、台湾の上場ディベロッパーである宏普(こうふ)建設とホテルの開発および運営について合意した。同ホテルは三井不動産グループ直営とし、2020 年に開業する。台湾でのホテル事業への参画は、年々増加する訪台者の需要吸収を狙いとするもので、同社グループはこれを皮切りに、今後台北都市圏を中心に台湾で複数のホテル事業の展開を目指す。

同ホテルの計画地は、台北市街の中央に位置し、中正紀念堂や、センスの良い茶藝館や雑貨店・カフェなどが軒を連ね日本人にも人気の永康街など、台北主要観光地が約 3km 圏内に収まる好立地で、台北地下鉄(以下「MRT」)の 2 路線(板南線、中和線)が接続する「忠孝新生駅」(台北駅から 2 駅)から徒歩 1 分と利便性が高く、松山空港から車で約 15 分、また MRT の新線開通により桃園空港からのアクセスも高まる。日本からの観光・レジャー目的の旅行者のみならず、ビジネス客、また香港や東南アジア、台湾国内からの訪問者など幅広い利用を想定している。

同ホテルは宏普(こうふ)建設が開発する建物を三井不動産グループが賃借し、客室約300室、アッパーグレードの宿泊主体型ホテルとして運営する。建物開発段階から三井不動産が企画協力し、また運営面でも日本国内 20 の三井ガーデンホテル事業で培ったノウハウを最大限に生かし、ホスピタリティー溢れるサービスの提供に努める。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:35| アジア