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2016年12月28日

【物 流】JR貨物 平成29(2017)年度ダイヤ改正に伴う新たな輸送サービスを提供

日本貨物鉄道(JR貨物)は平成29(2017)年3月4日にダイヤ改正を実施することを発表した。

今回のダイヤ改正により、社会からの期待が高まる鉄道へのモーダルシフトを一層加速させ、CO2削減といった環境への配慮や顧客の多様なニーズに応える為のきめ細かなサービスを提供することを目的としている。ダイヤ改正の主な内容については、下記の通りである。

1.東海⇔東北間に自動車部品輸送の専用列車を増発
岩手県内での新型車生産開始に伴う部品輸送への需要に応えるため、笠寺(名古屋南貨物)⇔ 盛岡(タ)間の専用列車を増発。

2.東海⇔九州間に積合せ貨物輸送の専用列車を新設
インターネットによる各種通信販売サービスの多様化により、年々増加傾向にある積合せ貨物への需要に応えるため、名古屋(タ)⇔ 福岡(タ)間で新たに専用列車を新設。

3.東京⇔大阪間のコンテナ列車の運転区間を神戸まで延長
平成28(2016)年春のダイヤ改正にて運転を開始した東京(タ)⇔ 吹田(タ)間のコンテナ列車の運転区間を神戸(タ)まで延長。

4.顧客から要望が多い地域間の輸送力増強
関東⇔関西間では、越谷(タ)⇔ 百済(タ)間で26両編成化し、2両・10個を増強。新潟⇔九州間では、南長岡 ⇒ 福岡(タ)間で21両編成化し、 1 両・5個を増強。また、、福岡(タ)⇒ 黒井間でも21両編成化し、1両・5個を増強する。新潟⇔東北間では、新潟(タ)⇔ 秋田貨物間で2両・10個を増強する。

5.主要都市間を運転するコンテナ列車の速達化によるリードタイム短縮
需要が旺盛な区間や速達性を重視する区間を中心にコンテナ列車を速達化。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者