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2016年12月19日

【知 識】オオバとアジア航測 「再生可能エネルギー導入支援サービス」を拡大


オオバとアジア航測は、「再生可能エネルギー導入支援サービス」を共同で展開する。

現在、日本の発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は12%強(水力を除くと3.2%)で、2030年のエネルギーミックスで示された再生可能エネルギーの導入水準(22〜24%)達成のためには、更なる導入拡大の取組が必要とされている。一方、日本の太陽光発電の電力買い取り価格は欧州などに比べて高いため、海外企業の日本における再生可能エネルギー投資が拡大している。このように、FIT導入により太陽光発電施設は急速に増加しましたが、現在もなお、再生可能エネルギー事業の開発ニーズは高い。

オオバは、まちづくりのソリューション企業として、国内外における社会資本整備に関わるコンサルティングサービスを提供している。主力事業である都市計画、区画整理、開発計画/造成設計に加え、近年まちづくりの一環として、自社保有地のほか、宮城県の所有する公共施設の屋根を活用したソーラー発電事業の実施など、地域のニーズに応じた再生可能エネルギーソリューションも提供してきた。また、アジア航測は、空間情報技術を駆使し、ポテンシャル調査や適地選定、許認可申請、測量や地質調査、環境アセスメントなど、多くの再生可能エネルギー関連サービスを行っている。海外からの引き合いも多く、分野も太陽光発電、風力発電(陸上・洋上)、小水力発電、温泉熱など、幅広く手掛けている。

オオバとアジア航測は、平成19(2007)年8月27日に締結した「業務提携に関する基本合意書」に基づき、これまで得意分野を中心に個別に展開していた「再生可能エネルギー導入支援サービス」について、その開発・建設に関するワンストップサービス(測量〜設計〜アセスメント〜許認可〜施工管理)の実現レベルを更に高める目的で共同にて事業展開することにし、「再生可能エネルギー導入支援サービスの共同事業展開に関する覚書」を締結した。この協業により、きめ細やかで確実かつ迅速なサービスを提供し、地域の再生可能エネルギー導入を促進して、未来の環境づくり、低炭素社会の実現に取り組んでいく。 また将来的には、地域に根ざした事業とするため、全国の導入支援サービスを手がける会社や団体などと協力関係を結び、事業の拡大を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識