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2016年12月19日

【物 流】NEXCO西日本 冬の高速道路の安全・安心についての取り組みを発表


NEXCO西日本は、冬季の高速道路の安全・安心を確保するために、今シーズンも雪氷対策作業を行うことを明らかにした。また、利用者には冬用タイヤの装着やタイヤチェーン携行の冬用装備を早めに行い、雪道での安全運転に心がけていただくよう呼びかけている。

基本的な雪氷対策作業として、路面凍結の恐れがある場合や降雪がある場合などは、交通ネットワーク確保のために凍結防止剤の散布や、除雪車やロータリー除雪車、人力によって除雪作業を行い、通行確保を行っている。また除雪作業に時間を要し、高速道路内に長期滞留車の発生が予測される時には通行止めを行い、除雪作業や滞留車移動などを行い早期通行止め解除に努めている。

今冬は、気象予測を参考に降雪3日前程度から大雪に関する事前の情報提供を実施し、大雪の気象予報が発表された際には不要不急の外出を控え、無理のないドライブプランを呼び掛けている。なお、気象予測はネクスコ西日本のウェブサイト及びアイハイウェイで確認が可能である。

そのほかにも、冬用タイヤ規制の導入が行われており、京都縦貫自動車道の八木西インターチェンジ(IC)〜丹波IC間、日田IC〜日出ジャンクション(JCT)〜別府IC間および日出バイパスにおいては、冬用タイヤ装着することにより通行が可能となる。

また、高知自動車道は、四国山地を縦断し瀬戸内海側と太平洋側を結ぶ交通・物流の役割を担う重要な路線であるため、降雪による通行止め時間を減らすための取り組みとして、今冬期も川之江東JCT〜大豊IC間において冬用タイヤ規制(チェーン装着車除く)の試行を実施する予定である。

高速道路利用者には、高速道路は冬用タイヤで走り、いざというときの為にタイヤチェーンを用意しておくこと、高速道路走行中は雪道での『急ハンドル』、『急加速』、『急ブレーキ』が厳禁であること、速度は控えめに、車間距離は通常時の2〜3倍とること、インターチェンジ入口や本線等に設置された情報板及びハイウェイラジオにより、気象状況等を知らせているので目的地までの情報に注意して走行すること、利用者の安全走行を確保するために凍結防止剤散布作業や除雪作業を行っているため、雪氷対策作業車との車間距離を十分にとり、後ろをゆっくりと走行することを呼び掛けている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連