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2016年11月29日

【物 流】国連でシートベルトの警報装置に関する国際基準の改正案が採択


国交省は、平成28(2016)年11月18日、国連欧州本部(ジュネーブ)で開催されたWP29第170回会合において、日本が主導してきたシートベルトリマインダーに関する国際基準の改正案が採択されたことを発表した。

シートベルトリマインダーとは、シートベルトをせずに走行すると、運転者に対して警報ランプが点灯し、警報音が鳴り、シートベルトの着用を促す装置のことである。従来までは、乗用車等の自動車の運転者席のシートベルトのみが警報対象だったが、今回の改正では、乗用車等においては、後部座席を含めて全座席を警報対象とし、トラック・バス等については、運転者席、助手席も警報対象に加わった。この改正への取組みは、日本が主導し、EUや韓国と連携して進めてきたものである。

今後の予定として、早ければ、平成29(2017)年6月にこの改正が発効することとなり、日本ではこれに合わせ、有識者会議での審議し、パブリックコメント等を経て、この基準を道路運送車両の保安基準として採用していくとしている。

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投稿者:gotsuat 09:40| 行政関連