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2016年11月25日

【知 識】ALSOKとタイムズ24が協業 空き家の駐車場をカーシェアステーションに


ALSOKとタイムズ24は、空き家管理サービス「HOME ALSOKるすたくサービス」ユーザーへ、タイムズ24が展開するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」のカーシェアリング車両設置の案内を東京都の一部地域(東京都渋谷区、目黒区、世田谷区、狛江市)で開始した。

全国の住宅に占める空き家の割合は年々増加しており、建物の劣化や周辺景観および治安の悪化を懸念する「空き家対策」が社会的課題となっている。ALSOKではこうした対策を支援するサービスとして、空き家の現場状況確認と投函物の回収・整頓等をおこなう「HOME ALSOKるすたくサービス」(以下「るすたくサービス」と表記)を2012年より展開している。一方、昨今のシェアリングエコノミー(※1)の台頭にみられるよう、空き家を一つの資産として有効活用する試みも求められている。

このような背景のもと、「るすたくサービス」の利用検討者に空き家となった期間の駐車スペースを有効的に活用し、カーシェアリングの車両ステーションとするご提案をタイムズ24とともに実施する。

ALSOKが「るすたくサービス」の利用検討者に対し、空き家となる期間中、駐車スペースにカーシェアリングの車両ステーションを設置する案内を行う。利用検討者が興味をもった場合、タイムズ24が駐車スペースの調査を行い、車両ステーションの設置可否を診断(※2)する。利用検討者は、カーシェアリングの車両ステーション設置による賃料収入を得ることで空き家の資産を有効活用することができる。また不定期に空き家へ帰宅した際も、カーシェアリングが利用でき(※3)利便性が高まる。

※1 シェアリングエコノミー
個人が保有する遊休資産(スキルのような無形のものも含む)の貸出しを仲介するサービス(「平成27年版情報通信白書」より)。空き部屋を宿泊施設として貸出しする仲介をおこなうAirbnb(米国)や、ドライバー配車アプリ Uber(米国)が代表的
※2 駐車スペースの形状・周辺状況により、カーシェアリング車両の設置ができない場合がある
※3 利用には事前の会員登録が必要

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 知識