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2016年11月22日

【環 境】トヨタ自動車 燃料電池技術の大型トラックへの応用を検討


トヨタ自動車は、かねてより幅広いモビリティに応用可能な燃料電池技術を「ゼロ・エミッション」実現に向けた本命と位置付けて研究開発を進めてきた。その一環として、同社は米国・カリフォルニア州において、これまで培ってきた技術を応用して大型トラック(セミトレーラー・トラック)へ燃料電池を搭載するフィージビリティ・スタディ(技術・事業化調査)を進めていく。

トヨタ自動車は、走行中にCO2を一切排出しない「ゼロ・エミッション車」として、燃料電池自動車の「ミライ」を国内外で提供しているが、乗用車に加えて、大型トラックへの燃料電池技術の応用により、将来的には「貨物輸送におけるゼロ・エミッション」実現に貢献することを視野に入れ、本調査を行っていく。

米国における今回公表した本調査や水素社会の進展に関する詳細は、今後、プロジェクトの進捗に応じて順次公表していく。なお、日本では、トヨタは平成32(2020)年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京都を中心に100台以上のFCバスの導入を予定している。それに先立ち、平成29(2017)年初めにはFCバスを日本で初めて販売する予定である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| 企業の取り組み 【機関別】