<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年11月14日

【物 流】運輸安全委員会 踏切事故の防止を啓発


国交省・運輸安全委員会は、踏切事故防止について安全啓発リーフレットを発表した。

踏切事故の多くは、列車が通過する直前の踏切横断や自動車等(普通乗用車の他、普通貨物車、特殊車等も含む)が停滞・エンスト・落輪することが原因であり、警報機や自動遮断機がある踏切でも発生している。また、踏切事故は、60歳以上の運転者で比較的多く発生しており、大型車による踏切事故では、列車の乗客などからも負傷者が出る割合が高まる。
 
そこで、踏切事故の防止の為に、以下の注意点をまとめている。
@ 列車はすぐに停止できないので、踏切の手前では必ず一時停止をして、目と耳で列車が接近していないことを確認すること。
A 警報機が鳴っている時や、自動遮断機が下りていたり、下り始めていたりする時は、絶対に踏切に進入してはいけない。
B 踏切を越えた先に自車が停められるスペースがない時は、絶対に踏切に進入してはいけない。
C 運転中の自動車が踏切内で動けなくなった時は、すぐに車から降りて、踏切近くに設置されている「非常ボタン」を押すか、自動車内の発炎筒を使って、線路脇等の安全な位置で接近している列車に自分の存在を知らせること。「非常ボタン」「発炎筒」が無い場合は洋服(可能であれば赤色)を振ること。
D 踏切通過中に前後の自動遮断機が下りて閉じ込められた時は、慌てず自動車を低速で前進させ自動遮断機を押して脱出すること。(自動遮断機は折れずに斜め上にあがる)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 行政関連