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2016年11月11日

【アジア】田辺三菱製薬 韓国Kolon Life Science社とInvossa(R)ライセンス契約締結

田辺三菱製薬は、韓国・Kolon Life Science社(以下、KLS社)との間で、変形性膝関節症の症状改善を目的とした細胞治療薬 Invossa(R)に関するライセンス契約を締結した。この契約により、田辺三菱製薬は、日本におけるInvossa(R)の独占的開発・販売権を取得する。

Invossa(R)は、KLS社の関連会社であるTissueGene,Inc.(以下、TGI社)が創製したヒト他家軟骨細胞を用いた細胞治療薬で、関節腔内に注入することで変形性膝関節症の疼痛緩和が確認されており、加えて、軟骨破壊進展抑制作用が期待されている。KLS社は韓国において本剤のフェーズ3試験を終了し、2016年7月に韓国の食品医薬品安全処(Ministry of Food and Drug Safety)に生物製剤許可申請を行った。

米国においてもTGI社がフェーズ2試験を終了し、フェーズ3試験を準備中で、田辺三菱製薬は日本において変形性膝関節症を適応症として、軟骨破壊進展抑制作用の評価を含めて開発を進める予定にしている。

田辺三菱製薬では、開発中のMT−5547(抗NGF抗体「ファシヌマブ」)と合わせて変形性膝関節症の患者さんにとってのアンメット・メディカル・ニーズに応えることをめざす。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| アジア