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2016年11月04日

【物 流】国交省 トラック輸送情報(平成28年8月分)


国土交通省は平成28(2016)年10月31日に「トラック輸送情報(平成28年8月分)」を公表した。

調査対象24社の8月の特別積合せ貨物の輸送量は、5,123,330トン(前月比91.6%、約472千トン減/前年同月比106.3%、約303千トン増)の実績となった。平均稼働日数は23.5日(前月比0.7日減/前年同月比0.5日増)であり、稼働1日当たりの輸送量は、218,014トン(前月比94.3%、約13千トン減/前年同月比104.0%、約8千トン増)の実績である。

品目別及び地域別輸送状況の調査対象である25社は、前月と比較すると「機械」、「化学工業品」、「食料工業品」の輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。主な減少要因は工場・生産地、倉庫から出る貨物の減少であり、特に「関東地方」、「近畿地方」で減少となっている。しかし、前年同月と比較すると品目別トータルで輸送量が増加したと回答する事業者が多く、「化学工業品」、「食料工業品」において倉庫から出る貨物増が主な増加要因となっており、「関東地方」、「愛知県」、「近畿地方」の各地で増加が目立った。

一般貨物の輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(8月の回答事業者807社/調査対象事業者数1,009社)の輸送量は、前月比96.9%、前年同月比99.5%であり、前月と比較して東北地方のみ前月比を上回った。中でも近畿の輸送状況は前月比94.4%、前年同月比97.1%であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 行政関連