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2016年10月28日

【アジア】鴻池運輸 タイに合弁会社設立

鴻池運輸はタイに合弁会社を設立する。同社は、成長戦略の1つであるグローバル展開の一環として、アジア諸国・北中米を中心とした事業基盤の強化を図っており、「フォワーディング」、「食品定温物流」、「プラント・エンジニアリング」、「アパレル物流」、「化学品定温保管」など、その国の状況に応じた高品質・高付加価値の幅広いサービスの提供に取り組んでいる。

タイでは、自動車産業の集積地かつGMS(※)の中心地であることから、エンジニアリングや保全業務、鋼材物流の需要が高い状況で推移するものと見込まれている。この需要を捉え、鴻池運輸が国内鉄鋼事業で培ってきた鋼材等重量物輸送業務を展開し、将来的にエンジニアリング・保全業務をはじめとする各種工程の請負業務の橋頭堡として、J.Transport Co.,Ltd(以下「JTC社」)とLand Transport Co.,Ltd(以下「LTC社」)、鴻池運輸が49%出資する非連結子会社のKONOIKE−SOTUS VENTURE  Co.,Ltd.と共同で合弁会社を設立する。

JTC社は、工業団地が多く立地し、鋼材輸入港も有するラヨーン地区において、1990年の創業以来26年、鋼板や建設用資材等の運搬業務を行い、地場の企業のみならず日系の顧客からも高い評価を得ている。LTC社も2005年の創業以来、鋼板等の運搬業務を行っている。JTC社及びLTC社と共同で合弁会社を設立し、両社の持つ鋼材輸送のノウハウと、鴻池運輸が長年の経験と実績に基づき積み上げた幅広い分野でのノウハウを融合することで、より高品質かつ複合的なサービスを提供する。

※GMS:Greater Mekong Subregion
大メコン経済圏。メコン川流域6か国(カンボジア・ラオス・ミャンマー・タイ・ベトナム・中国雲南省及び広西チワン族自治区)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| アジア