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2016年10月27日

【物 流】国交省 道の駅を活用した再配達削減に関する社会実験の開始


国土交通省(以下、国交省)は宅配便の再配達の削減の為、道の駅に宅配ロッカーを設置し、地方部での再配達数の削減の可能性を検証する。

物流業界ではトラックドライバー不足が進行する一方だが宅配便取扱個数は急速に増加している。更に宅配便の約2割が再配達となっており、再配達の削減が重要な課題となっている。このため、国交省では都心部の鉄道駅等で設置が進みつつある再配達用の宅配ロッカーを地域の拠点である道の駅に設置し、地方部での再配達削減のスキームとしての可能性を検証する社会実験を官民連携で開始する。主な検証項目は、@再配達削減への効果、A労働時間削減への効果、B再配達削減に有効な道の駅の適性である。方法としては、宅配業者が宅配ロッカーへの配達後、利用者に対して入庫通知・解除パスワードを通知する。それらを受け取った利用者は、宅配ロッカーでの荷物の受け取りが可能となる。

<実験概要>
1. 実験期間:平成28年10月24日〜平成30(2018)年3月末(予定)
2. 実施箇所:道の駅 庄和(埼玉県春日部市)
3. 実施主体:道の駅を活用した再配達削減社会実験協議会(有識者、宅配事業者、自治体、関係団体、関東地方整備局、関東運輸局)

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投稿者:gotsuat 09:40| 行政関連