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2016年10月25日

【物 流】物流連 平成28年度 第1回国際業務委員会を開催


日本物流団体連合会(物流連)は、平成28(2016)年10月4日に平成28年度第1回国際業務委員会を開催した。

同委員会には国土交通省(国交省)幹部も出席し、委員会冒頭、「国として生産性革命を推し進めており、その為に業務効率の向上や付加価値を如何に高めるかが重要である。特に物流においては付加価値を高めるためにはフロンティアを求めることが重要となり、そのフィールドが北東アジアであり、アセアン10である。政策対話・実証事業を通じ、課題を確実に解決させるフレームで対応するので、引き続き協力をお願いしたい。」との旨の挨拶があり、今後TPPやAECが進展して物流の状況が変化していく中、物流業界にとっては何が出来るかを検討する良い機会であるとし、官民一体での対応を強調した。

議事ではまず、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)より、設立以来の活動状況および今後の方針について報告があった。その後、国交省幹部よりアセアン物流政策対話、実証事業など最近の取り組みの詳細について説明があった。

続いて事務局より、国際業務委員会に関わる平成28年度の活動報告等が行われた。その報告の中で、海外物流戦略ワーキングチームにおいては、専門家を交えた課題検討等を進めてきたことが説明され、平成28年度下期も引き続き官民一体で活動していくことが確認された。また、本年11月に実施が予定されているインドネシア・フィリピン物流実態調査の概要報告が行われ、さらに、4年前より進められていた「日本の物流の強みを確認し、その普及を図るための調査」に関して、同年9月に最終報告書を公表したことが報告された。次回は2017年3月ごろ開催予定。

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投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者