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2016年10月21日

【環 境】パナソニック テスラモーターズと太陽電池分野で協業に向け検討開始


パナソニックは太陽電池分野で米カリフォルニア州のテスラモーターズ(以下、テスラ社)との協業に向けた検討を開始する。

具体的には、北米市場に向けに、テスラ社傘下のバッファロー工場における太陽電池セル、モジュールの生産協業に関する検討で、平成28(2016)年10月17日、テラス社との間で法的拘束力の無い意向表明書を締結した。パナソニックが太陽電池分野で持つ技術・製造力の強みと、テスラ社の強い販売力との相乗効果など、両社が持つ強みを生かした協業を検討していく。

パナソニックは、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン膜を組み合わせた独自のヘテロ接合型太陽電池「HIT」の生産・販売を行っている。HITは世界トップレベルの発電効率と、優れた温度特性により、限られた面積でも大きな発電量を実現している。また、製造面では、インゴットからセル、モジュール、さらにパワーコンディショナなどのシステム機器まで自社製造する希少なメーカーであり、一貫生産による高品質な製品を提供している。

太陽光発電の市場は今後も世界的に堅調な需要拡大が見込まれている。国内市場でもエネルギーの自給自足のニーズの高まりや、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の普及推進などにより、引き続き安定した需要が期待できる。パナソニックは、グローバルでの太陽光発電事業の拡大を着実に進め、再生可能エネルギーの普及推進による持続可能な社会の実現を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| 企業の取り組み 【機関別】