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2016年10月19日

【流 通】京急久里浜線三浦海岸駅で「マルチドア対応ホームドア(どこでもドア(R))」の実証実験


京浜急行電鉄(以下 京急電鉄)は,三菱重工グループの三菱重工交通機器エンジニアリング(以下 MHI−TES)が開発を進めてきた「マルチドア対応ホームドア(以下 「どこでもドア(R)」)」の実証実験を2016年10月24日始発電車から京急久里浜線三浦海岸駅において約1年間実施する。

この「どこでもドア(R)」は,これまで課題であった,ドア数やドア位置などが異なる車両が運行する路線に対応するホームドアとして開発を進めているもので,車両改修を必要とせず地上設備のみでホームドア開閉の連携が可能な「地上完結型連携システム」を採用している。営業路線において実際に稼働させるのは全国で初めて。

今回の実証実験は,MHI−TESが国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援を受けて行われるもので,「どこでもドア(R)」の安全性および耐久性,ならびに「地上完結型連携システム」の安定性について検証を行う。京急電鉄は,実証実験に協力するとともに,今後ホームドアの設置を含む,より一層のホーム安全対策を進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通