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2016年10月17日

【物 流】JR貨物 平成28(2016)年9月輸送動向


日本貨物鉄道(以下、JR貨物)は平成28(2016)年9月分の輸送動向を発表した。
 
同月は台風10・12・13・16号の接近・上陸や、中旬から下旬にかけての山陽線・東海道 線等の大雨の影響により、高速貨324本、専貨4本が運休となった。(前年同月は高速貨252 本、専貨7本が運休している)。また、台風の影響で不通となっている石北線・根室線については、トラック・ 船舶による代行輸送が実施された。

コンテナ貨物の輸送実績は、1,836千トン(前年比100.4%)であり、鉄道へのモーダルシフトが進む飲料を中心とした食料工業品や積合せ貨物が好調な発送となった。また、熊本地震の影響により低迷していた自動車部品輸送が、現地工場再稼動に伴い荷量が回復し、65千トン(前年比110.2%)となり、前年を上回った。

車扱貨物の輸送実績は、687千トン(前年比99.2%)であり、品種別輸送では、石油が昨年度需要好調に伴う反動減となった他に、セメント・石灰石輸送が前年を下回った。

コンテナ・車扱合計では、2,523千トン(前年比100.1%)となった。

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投稿者:gotsuat 09:40| 物流事業者