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2016年10月17日

【環 境】NEC 川崎エコタウンでIoTを活用した資源循環高度化の調査事業を実施


NECは、川崎市、中商、資源循環ネットワークと共同で、「川崎エコタウンにおけるIoT(Internet of Things)を活用した資源循環システム高度化に向けた実現可能性調査」を実施する。

同事業は、環境省の「平成28年度低炭素廃棄物処理支援事業補助金(エコタウン低炭素化促進事業)」の採択を受け実施し、IoTの活用により廃棄物処理・リサイクル業界の低炭素化を先導する。事業期間は平成28(2016)年度〜29(2017)年度。

■事業内容(主な調査・検討内容)
 (1)IoTを活用した産業廃棄物等収集運搬システム最適化
 (2)産業廃棄物からの資源回収高度化及び低炭素化
 (3)産業廃棄物処理におけるIoT活用方策の検討
 (4)川崎エコタウン全体での低炭素化効果検証
 (5)環境産業の創出等による地域活性化効果検証
 
NECはスペイン・サンタンデール市におけるスマートシティプロジェクトの一環として、NECのシティオペレーション基盤を活用し、街中の気温や車のスピード・騒音等のデータをセンサーで収集して街の状況を見える化する実証を行っている。

今回、同市での実証の一つであるゴミ収集管理サービス事業を通じて蓄積したノウハウを活用し、低炭素化に向けてIoTを活用した産業廃棄物等収集運搬システム最適化の調査を主に担当する。

具体的には、産業廃棄物用の回収ボックス等にセンサーを取り付け、容器内に溜まった産業廃棄物等の量や容器の設置場所等の大量の情報をリアルタイムに収集・分析し、最適な回収ルートを収集事業者に伝達する等、物流の最適化に貢献するビジネスモデルの検討や実証事業、事業計画の策定等を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| 企業の取り組み 【機関別】