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2016年10月14日

【アジア】鹿島 ベトナムの現地のデベロッパーと開発新会社を設立


鹿島は、安定した経済成長を背景に、不動産市場の拡大が予想されるベトナムにおいて不動産開発事業を展開していくため、アジア統括現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア(以下KOA)の傘下に、ベトナムのデベロッパーであるIndochina Capital社との開発合弁会社「Indochina Kajima Development社」を新たに設立する。

鹿島は、海外市場における永続的事業展開には、現地のネットワークやノウハウを背景にしたプラットフォームの構築が不可欠とし。ハノイ、ホーチミンやダナンにおいて豊富な開発実績を有するIndochina Capital社をパートナーとして、ベトナムでの不動産開発事業を推進することにした。今後、Indochina Kajima Development社を事業基盤として、ホテル、サービスアパートメント、住宅、オフィスなどの開発を中心に、積極的な事業展開を図る。

またこれに先立ち、KOAは、ベトナムにおける不動産開発や運営ノウハウを獲得するため、Indochina Capital社の開発物件である、同国ダナンの「リバーサイドタワー・コマーシャルセンター」を取得した。同物件は、ダナン唯一のクラスAオフィスと商業施設の複合施設。ダナンはホーチミン、ハノイに次ぐベトナム第3の都市で、ベトナム中部の経済・文化の発信地として、今後もさらなる発展が期待されている。

鹿島は、ベトナムにおいて1994年のガーデンプラザホテル新築工事(ホーチミン)以来、建築事業中心に事業展開してきたが、今後は建築・開発の両事業を、幅広く推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| アジア