<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2016年09月27日

【物 流】運輸事業従事者のためのメンタルヘルスチェック


全日本トラック協会は運輸事業従事者のためのメンタルヘルスチェックとして、運輸振興協会の「こころの健康自己チェック」プログラムを紹介した。

仕事や人間関係のトラブル等が続く事で生じる「ストレス」は、自身の適応能力の限度を超えるとこころの不調が生じるだけではなく、様々な病気を引き起こす原因になる。

特に運輸事業は顧客の命や財産を預かるという業務上の責任が、大きな負荷となっている場合がある。そのため、このプログラムを活用することで早い段階で自分自身のストレス状況に気付く事ができ、メンタルヘルス対策を立てることができる。

このプログラムは利用者の産業部門や業務部門、性別や年齢といった属性チェックの後に仕事について、あなたの状態について、周りの方々などについてといった質問事項に答えることで、心身のストレスの程度の目安を測ることができる。また、運輸事業従事者向けに作成されており、運輸事業に携わっている方であれば現業部門や事務等その他の部門を問わない。利用の際には住所や氏名といった、個人を特定できる情報の入力は求められない為、安心して利用できる。

このプログラムを利用するにあたっては、下記の注意事項がある。

@職業性のストレスを判定するものであり、それ以外のストレスを判定しない。
 そのため、判定結果が良いにも関わらず心身に不調やストレスを感じている場合は
 仕事以外のストレス要因があると考えられるため、心療内科や精神科等の専門医に
 早めに相談することが望ましい。
A個性に関しては測定していない。したがって結果が悪い場合でも
 即、ストレス状態であると決めることはできない。
B調査時点でのストレス状況しか把握できない。
 定期的にチェックし、日頃の心身、体調維持管理に役立てることを推奨している。
Cプログラムによる結果は、常に必ず正確な情報を提供するものではない。
 あくまでも心身のストレスの程度を図る目安である。
D利用データは集計し、統計資料として活用される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:02| 物流事業者