<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年09月14日

【物 流】国交省「トラック輸送情報 平成28年6月分」


国土交通省は平成28(2016)年6月度のトラック輸送情報を公表した。

調査対象24社の6月の特別積合せ貨物の輸送量は、5,354,179トン(前月比110.6%、約514千トン増/前年同月比101.2%、約64千トン増)の実績となった。平均稼働日数は25.2日(前月比2.9日増/前年同月比0.0日減)であり、稼働1日当たりの輸送量は、212,467トン(前月比97.9%、約5千トン減/前年同月比101.2%、約3千トン増)の実績である。

品目別及び地域別輸送状況の調査対象である25社は、前月と比較すると全ての品目で輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。増加要因として、工場・生産地からの貨物増と、倉庫から出荷する貨物増の品目として「化学工業品」、「食料工業品」が挙げられている。前年同月との比較では、品目別トータルで輸送量が減少し、「機械」、「繊維工業」の工場・生産地からの貨物減が主な要因であるとしている。

一般貨物の輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(6月の回答事業者807社/調査対象事業者数1,009社)の輸送量は、前月比108.9%、前年同月比97.2%となっており、沖縄を除いた地区で前月比を上回っている。中でも近畿の輸送状況は前月比107.7%、前年同月比94.5%であり、「食料工業品」の輸送量が増加したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連