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2016年09月08日

【流 通】羽田空港でヒューマノイドロボット「EMIEW3」を活用した旅客サービスの実証実験


日立製作所と日立ビルシステムは、このたび、日本空港ビルデングの協力により、日立製作所が開発したヒューマノイドロボット「EMIEW3」を活用した旅客サービスの実証実験を、2016年9月2日から羽田空港国内線第2旅客ターミナルで開始した。日立製作所と日立ビルシステムはこの実証実験を通して、空港などの公共スペースや商業施設など人が多く集まる場所での接客・案内サービスの充実に向けた、新たな付加価値の創出をめざす。

これまで、日立製作所は、人と対話し行動するロボット「EMIEW」を2005年に開発し、その後改良を重ね、2016年4月に「EMIEW3」を発表した。「EMIEW3」は、公共スペースや商業施設などにおいて、サポートを必要とする利用者のもとに自ら移動し、接客・案内などのサービスを通して、利用者の支援を行うことを目的に開発された。

羽田空港は国内旅行客のみならず、訪日外国人旅行客を迎える世界との玄関口であり、そこに集まるすべての人に対するバリアフリー化や情報アクセシビリティの向上が求められるとともに、世界に向けて日本の最先端技術を発信できる。
今回、羽田空港で実施する実証実験では、「EMIEW3」の持つ多言語対話機能や自律走行機能を活用し、利用者へ店舗、施設などの情報案内や目的地への誘導を行う。これらの案内業務サポートを通して、多様な利用者に合わせたサービス品質の向上、案内方法の最適化によるスムーズな移動の実現などを行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通