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2016年09月01日

【知 識】クニエとAnaplan Japanが協業 計画業務の総合コンサルティングサービス開始

クニエとAnaplan Japanは、”S&OP (Sales and Operations Planning)(※1)”、SCP(Supply Chain Planning)(※2)をはじめとした計画業務および米国Anaplan社が提供するクラウドベースのプランニングプラットフォームであるSmart Business Platform(TM)に関するコンサルティング・拡販において協業する。

事業の多様化やデジタル化が急速に進み、モノの流れとカネを統合的に計画するS&OPを中心とした計画業務の重要性が増している。生産・物流など従来からのサプライチェーンに関わる複数業務の連携だけでなく、マーケティング業務や財務業務との連携がさらに求められている。変化追従のために業務もシステムの柔軟・迅速な対応が必須になります。

Anaplan Japanは、あらゆる業務領域を跨いだプランニング及びビジネスモデリングを高度化するクラウドプラットフォームでありS&OP、SCPに加え予算編成、営業テリトリ計画、人員計画、トレードプロモーション計画、ITプロジェクト計画等様々な計画業務を支援する。従来のパッケージと異なり、様々な事前構築済みアプリを組み合わせて活用したり、独自アプリを迅速に構築したりすることができる。
S&OP/SCP、更に業務領域を広げた連携が必要となる中、S&OP/SCP業務コンサルティングに強みを有するクニエと、計画業務のビジネスプラットフォームとして急成長を遂げているAnaplan Japanが手を携え、総合的なコンサルティングサービスを展開する。これにより従来よりも幅広い業務範囲での企業全体のビジネスプランニングが迅速に構築できるようになる。

クニエはSCM/S&OPに関する業務構築並びに関連業務の豊富なコンサルティング実績に基づいて、S&OP診断やAnaplanを活用したPoC(Proof of concept:実現性検証)などのコンサルティングサービスを行う。Anaplan Japanは、AnaplanのSmart Business Platform(TM)の拡販を目指し、クニエがAnaplanを利用して行う総合コンサルティングサービスに対し、技術情報の提供、特定顧客に対する戦略的な協業、および共同マーケティング活動を行う。

今後、先進事例を交えたS&OPのトレンド、実機デモを含むAnaplanの強み・特徴についてセミナー等を通じて発信し、2016年度中のS&OP/SCPおよびAnaplan導入コンサルティングサービスの獲得を目指す。

※1 S&OP(Sales Operations Planning)
経営/事業計画(目標)とサプライチェーンの実行をつなぎ、未来の利益を管理するプロセス
※2 SCP(Supply Chain Planning)
販売計画から生産計画まで業務領域を跨いたサプライチェーンの全体計画を立案するプロセス

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識