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2016年09月05日

【アジア】東京電力グループ スリランカ「電力マスタープラン策定プロジェクト」実施

東京電力ホールディングス、東京電力パワーグリッドおよび東電設計の3社は、国際協力機構(以下、JICA)が計画する「スリランカ国 電力マスタープラン(長期基本計画)策定プロジェクト(2016年7月〜2017年7月予定)」を受託、コンサルティング活動を開始した。

スリランカは、近年の経済成長に伴い、電力消費量が年約4%で増加しており、電源の多様化や、ピーク負荷対応のための電源(揚水発電など)の確保、送配電損失率の改善による電力供給信頼度の向上などが喫緊の課題となっている。

今回のプロジェクトは、これらの課題を踏まえ、スリランカ政府が次期電力マスタープラン策定への協力を日本政府に要請し、3社がJICAを通じて業務受託した。
具体的には、スリランカの社会経済状況やエネルギー消費・需要動向を調査し、3社の経験および知見に基づく高い技術力を活用した2040年までの「電力マスタープラン」策定に協力する。また、再生可能エネルギーの導入検討のほか、バッテリー等の系統安定化設備の導入についても検討を実施する予定にしている。

東京電力グループは、引き続き、電気事業分野においてこれまで培ってきた技術力・ノウハウ・人材などの経営資源を活用して、電力セクターにおける技術支援などの海外コンサルティング事業を実施することで相手国の発展に貢献するとともに、グループ全体の成長・発展のために積極的に海外展開を進める。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア