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2016年08月30日

【物 流】トラックドライバー確保を図る職場つくりモデル企業を募集


平成28(2016)年8月5日、厚生労働省の委託事業として、トラックドライバーの人材確保や定着に課題を抱えている企業に対して、問題解決の為に魅力ある職場づくりに取り組むモデル企業を募集していることが発表された。

モデル企業になると、人材を確保できない・女性ドライバーの成り手が少ない・人がなかなか定着しないといった課題に対して、無料で専門知識を持ったコンサルタント(社会保険労務士)が訪問して課題を分析し、改善提案や導入の為の助言が受けられる。モデル企業の選定・決定後の手順・スケジュールは下記の通り。

【導入支援】
1.基本データの入力…企業の現状を把握するために、雇用管理に関する事前データを記入
2.現状把握(1回訪問)…コンサルタントが訪問し、課題について事前データ及び労務管理に関する帳簿等をもとにヒアリングを行う。(原則1回だが、必要に応じて2回目もあり)
3.課題分析・改善提案の検討…事前データ及びヒアリング結果を踏まえてコンサルタントが課題を分析し、改善提案を検討する。労働協約や就業規則の変更を伴う提案など、複数の取組について検討する。
4.取組内容提案・助言・導入支援(1回訪問)…改善提案内容・導入の流れ等について説明。また、実際に就業規則等の変更や規程策定を行う。その後、提案内容の実施・制度の導入が行われる。
5.改善取組の現状把握(1回訪問)…約2ヶ月後、再度コンサルタントが訪問し取組後の状況を把握する。

【フォローアップ支援】
6.取組効果の把握(平成29年5月頃を予定)…平成29(2017)年5月頃に取組の効果等について再度確認。
導入支援段階では全体で3回程度訪問が行われ、平成29(2017)年度には、上記6.のフォローアップ支援に加え、今回のコンサルティングを受けて導入・実施した雇用管理制度を円滑かつ効果的に運用するためのフォローアップ支援(必要な助言・指導と導入効果の測定・把握など)を実施する予定となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連