<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年08月26日

【物 流】全ト協 国交省道路局長にETC搭載車への経過措置延長を要望


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、平成28(2016)年8月23日、国土交通省道路局長に提出した、高速道路料金の大口・多頻度割引について従来のETC搭載車への経過措置の延長に関する要望書を公表した。

全ト協は、高速道路料金における大口・多頻度割引については、ETC2.0搭載車を対象として、平成28(2016)年度も最大割引率50%を継続、従来のETC搭載車についても、経過措置として同年4月から一定期間、引き続き最大割引率50%を継続することを要望した。

全ト協がETC2.0車載器の普及促進を図るため実施した、20億円規模(1台4,000円、50万台)の購入促進助成事業だが、メーカーの供給体制が整った時期が平成28(2016)年4月頃だったことから、装着が遅れていること。同年7月末現在、ETC2.0の装着台数(中型車・大型車・特大車の合計)は約16万3千台にとどまっており、今後半年ほどではまだ十分普及しない状況であるをことを要望の背景として挙げている。

全ト協は、引き続きETC2.0車載器の普及促進に努めると述べ、このような状況を踏まえ、経過措置については当面の間継続を要望した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者